HAYAKAWA

HAYAKAWA profile

’95年から早川バンドとして橋本ジュン<g>、石井洋次<g>、藤井信雄<d>との四人でスタートする。
 96年夏、アルバム「 HAYAKAWA」をオーマガトキよりリリース、これを機にバンド名をHAYAKAWA に決定。以後都内ライブハウスを中心に活動。’97年末のTokyo Newjazz Festival 出演をもってしばらく休止後、 ’98年5月、初代ドラマー藤井に替わり北澤篤加入で再開。更に6月植村昌弘を加え2ドラムスで一層のリズムの絡み・うねりを目指す。石渡明廣、斎藤良一<g>、岡部洋一<perc>らもしばしばゲスト参加。
 ’00年秋、2枚目になる「Gwoh-In」 をStudioWee よりリリース、怒涛のリズムと重厚なサウンドで<一部から>絶賛を浴びる。’01年5月、石井に替わり増田隆一が加入、第3期に入り精力的に活動、’04年春3作目「hone<骨>」を同じくStudioWee よりリリース。その後’05年6月を持って解散。’06年5月から新メンバー :橋本じゅんg, 赤澤(石井)洋次g (復帰), 北澤篤d, 磯部潤d (新加入)で再々スタート。’08年7月、4作目「 螺子 neji」を発表。都内ライブやツアーを重ね ’12年に5作目「無次元」をリリース。現在は北澤に替わり原田哲也が参加。


Members

橋本じゅん84年頃からライブ活動開始。その後、「GAOバンド」に参加。 91年にはThe Boilers(ネッシー木村、古田光郷、大西真)に参加。
 95年8月、自らが中心となったオムニバスアルバム”So What!?”をModern Music Marketから発表。現在はHAYAKAWAのほか、北米ツアーも行ったインプロ・ロックバンド<A>(ア)を中心に、M.M.M.レーベルから「EXCITEEXCITEEXCITE」を発表した、EXCITE 3(満園英二:b、満園庄太郎:d)、 FORE、自己リーダーセッションなどで活動中

赤澤洋次:1972年1月9日生まれ、旧姓石井。12歳からギター、22歳からソプラノ・アルトサックスなどを独学で始める。 1992年以降、Psychedelic Crazy Horse、Asian Harmolodic Eksperyans、市松サウンド細工、HAYAKAWA、林栄一+PCH、GNU、流間南などにギター、サックスで参加。モルガナ実験室やインプロヴィゼーションラグーン,崖っぷちセッション等フリーセッションにも参加。その後自身のユニットDOGON(赤澤gt、辰巳光英tp、湊雅史ds)をメインに、Free Dial(加藤崇之gt、宅朱美key)、Mono-nykus(福島幹夫as、須郷史人ds、清水博志per)、林栄一と焼玉エンジンズ(ハラ☆タカシgt、Alibs、福島紀明ds)等のユニットを不定期に開催し音のその先を目指し活動中。

磯部潤:1972年生まれ。14才の時、音に惹かれドラムを始める。その後ジャズフュージョン系の音楽に影響を受けバンド活動しつつ、仕事として演奏活動を始める。
 94年、パワーギタートリオ『ばんどびびる』を結成、インディーズよりアルバム3枚をリリース。04年にはフランスのムゼアよりアルバムをリリース。同年秋に『渋さ知らズ』に加入。05年秋に片山広明:saxのレコーディングを通じて早川に出会い以後セッションを経て『HAYAKAWA』のメンバーとなる。現在は、主に渋さ知らズの他、立花秀輝AAS、林栄一ガトスミーティング、清水良憲バンド、山口コーイチシワブキなどのバンドの他、ジャンル問わず様々なライブ、セッションで活動中。

原田哲也:1972年1月4日東京出身。生後間もなく千葉に移り住む。
14歳の夏、同級生の間でバンドをやろうとパートの取り合いをしたとき、自分のドラムだけすんなりと決まる。16歳の冬、初めてライブハウスのステージに立つ。BANDやるには東京へ行かないと」と思ったが吉日1994年に東京へ。気付けばバンドを11個ほどかけ持つ日々。その中の一つが2000年パイオニアLDCよりデビュー。2003年解散後はCMのジングル製作、カフェレストランや結婚式場のハコバン、様々な方のサポート、バックメンバーで活動。
2016年頃より中央線沿いを彷徨っていた頃、セッションにて早川岳晴氏と出会う。2019年HAYAKAWA加入。


HAYAKAWA  discography

[HAYAKAWA] /早川岳晴  オーマガトキOMCZ-1012 1996年

1.玄武 2.空飛ぶ首 3.翼竜の海 4.OneMoreCupOfCoffee 5.土蜘蛛 6.六重螺旋 7.ワームホール 8.マサコマサ・シャッフル
石井洋次<g:1,2,3,5,6,8>、橋本ジュン<g:1,2,3,5,6,8>、
藤井信雄<d:1,2,3,5,6,7,8>、鈴木裕文<perc:3,4>

早川使用楽器:Ibanez MC924;1,2,3,5,7 /Ibanez AFR fletless;6/ 
 Warwick ThumbBass 5st;6,8  /Acoustic;1,4/Cello;4,6

リーダー盤としては3枚目になるが個人名義は初。`95年から始めた現在の自分のバンドを中心にした演奏で石井、橋本の2ギターとドラムは当時のメンバー、藤井である。4人の他にパーカッションの鈴木が加わったものが1曲、さらに鈴木と二人でボブ・ディランのカヴァーを1曲(私はチェロとウッドベース)、藤井と二人で殆どインプロを1曲。 ミキサーの近藤氏曰く、「ジャーマン・メタル路線」の1曲目に象徴される低音ウネウネ・サウンド。ギターの2人の全く違うアプローチを楽しんで欲しい。またドラムの藤井もジャズドラマーらしからぬベストプレイをしている。


[Gwoh-In]/HAYAKAWA StudioWee SW-204 2000年

1.No Shoes 2.Dromaeos 3.アンモナイトの悩み 4.Pug Bug 5.294 6.山王 7.ボニナイト 8.Alu Gara
石井洋次<g>、橋本ジュン<g>、北沢篤<d>、植村昌弘<d> + 岡部洋一<d,perc>1,3,4
早川使用楽器:Ibanez MC924:1,2,4,5,6,7,8/ Warwick SambBass5st:3/
NS upright 5st bass:3,7

前作[HAYAKAWA]のリリースを契機にバンド名もHAYAKAWAにして苦節
4年目の第二弾。98年6月から現在の2ドラムス編成になった。今回はパーカッションの岡部洋一が三曲参加、曲によっては変則ドラムセットを叩いているので3ドラムス状態だった。ほぼ全編怒濤の重低音サウンドが楽しめるぞ。ベースマガジン誌のインタビューで「全曲歪んでいるが何を使っているのか?」と質問されたがナンにも使ってない。天然ディストーションです。5,8にはソロの部分で少々使ったけど。
 録音はGOK Sound の52畳の広い部屋で全員ドカンと一発。楽器はいつものMC294 改がメイン。3.ではNS uprightをベーシックに、セカンド・パートのギター・メロのハモリをWarwickで重ねた。7.でドラムソロ(北沢)にNSの弓弾きをダビング。


[hone <骨>]/HAYAKAWA StudioWee SW-306 2004年

1.Pedal Tones 2.900 ton 3.Tochi 4.Pordoi 5.Synapse 6.Syllogisme Colonial 
7.Balitaco 8.Umisasori  9.Moonstone
橋本ジュン<g>、増田隆一<g>、北沢篤<d>、植村昌弘<d>
早川使用楽器:Ibanez MC924:1,2,3,4,5,8,9 /Ibanez BTB Prestige 5st:6 /Ibanez AFR Fretless:7

2ギター、2ドラムス+ベースの編成になって5年目の03年11月末に録音したHAYAKAWA の3作目。前作から石井<g>に替わり増田隆一が参加して2年あまり経過してバンドのサウンドも一層確かなものになった。さらに同楽器二人ずつの絡み具合をより明確に表現すべくかなり定位を分離させてみた。左側に増田、植村、右側に橋本、北澤、中央にベースという音像配置を殆ど一貫させている。つまり変態系が左、ストレート系が右、という明快な構造。これでアタマの中はぐるんぐるんになります。6曲目ではメイン・ベースはBTBの5弦だがファズをかけたSRX700でロングトーンのメロをダビング、そしてソロはMC924でやっている。


[neji <螺子>]/HAYAKAWA StudioWee SW-408 2008年

1.banko 2,kasanoiba 3.yamawaro 4.diatryma 5.makgeolli
6.deep red chili 7.monochrome woods 8.afirah majimn 9.uma-no-ashi
橋本ジュン<g>、赤澤(石井)洋次<g>、KI-YAN/北澤篤<d>、磯部潤<d>

メガ・ベーシスト早川岳晴率いる轟音ユニットの第4作。メンバー・チェンジを経て、2ギター・2ドラムスとの不動の編成で、音の渦の快感に誘う。——
早川岳晴が率いるHAYAKAWAの第4作(Studio Weeでは3作目)。前作『hone(骨)』から4年、この間にメンバー・チェンジを行ない、95〜01年に在籍していた赤澤(石井)洋次が復帰、また新たに磯部潤が加入してスタートした第4期HAYAKAWAの新・・音。
スピードと重量感あふれるHAYAKAWAのワン・アンド・オンリーの音の奔流! ~商品紹介文より


[MUJIGEN <無次元>]/HAYAKAWA StudioWee SW-504 2012年

1.十脚目(Decapoda) 2.Eleki Dragon 3.多重連結空間 4.地動儀 5.竹馬乗り 6.QBO 7.Eudoxos 8.Bram’s Cyclope 9.Drums’ Entropy

橋本ジュン<g>、赤澤洋次<g>、KI-YAN/北澤篤<d>、磯部潤<d>

メガ・ベーシスト早川岳晴率いる轟音ユニットの第5作。
2ギター、2ドラムスとの不動の編成でさらにパワー・アップ。
重量感あふれるグルーヴで疾走し、時空を切り裂く! ~商品紹介文より